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掛け流しと循環式?

 

掛け流しと循環式?
数も少なく人気なかけ流し。循環式と何が違うか確認しておきましょう。

温泉には、源泉からのお湯をそのまま(温度調節する場合もあり)湯船に流し込み、あふれる状態にする『掛け流し』(図1)と、お湯を常に循環、ろ過、加温してリサイクルする『循環式』(図2)があります。循環式の多くでは、新しいお湯も加えながらの循環です(循環掛け流し併用式)。

当然、掛け流しのお湯は数も少なく人気ですが、大きな内湯に露天、貸切風呂に温泉付客室など、施設が充実するために循環式を選択する温泉施設もあります。また、冷泉を加温する施設では、一度温まったお湯を捨てることなく、追い炊きを選択せざるをえない場合もあります。昨今、重油などの燃料費の高騰は、加温の必要がある温泉施設にとって大きな悩みの種です。(※温泉の条件は温度と成分!?参照)

入浴施設とレジオネラ菌対策

レジオネラ菌は自然界に広く生息しますが、浴槽(とくに循環装置付)では繁殖が盛んで、体力のないお年寄りや子供が細かい水の粒子と共に吸引し感染するとレジオネラ肺炎を発症し、重篤な症状を引き起こすことが知られています。殺菌方法はコストと利便性から塩素消毒を用いています。掛け流しでも熱いお湯の上ずみだけお湯が入れ替わり、下層の滞ったお湯で菌繁殖の危険性があるので、県の薬務課温泉係では循環装置(対流装置)の設置を推奨しています。群馬県では特例として、草津や万座の強い酸性泉においては菌が繁殖できないため、規制が緩やかになっています。

源泉からのお湯をそのまま湯船に。
源泉からのお湯をそのまま湯船に。
源泉からのお湯をそのまま湯船に。
(図1)源泉かけ流し式
 
源泉からのお湯をそのまま湯船に。
(図2)循環式
守りたい入浴時のマナー 温泉で可憐に咲く・湯の花
 
 
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