お知らせ
江戸職人の心魂
昨日の新聞で和食料理人、杜氏など食文化関連の
人間国宝認定制度見直しが文化庁から・・・
今までの芸能、工芸技術における認定、支援を
食文化関連に追加すると言う記事・・・
残念な事に日本の洋食料理人は
重要無形文化財保持者の対象外かな・・・
和食も洋食も中華も技を取得し
「手に職ある人」を生涯演じる人は
皆大変な時代を生き抜いた人々であると思うが・・・
「見習い」・・・見て習う時代
正に我々のような高齢料理人が何十年も
続けられたのも
見習いという下積みががあったお陰である
誰もが口にする言葉
「料理人の地位向上」はお上からの認定証と言う紙切れ
一人あたり200万円の特別支給金ではなく
本来の「極めて高度な技術を持つ者」は
お上ではなく、一般庶民から頂ける言葉である
「貧しくとも技の追求」を生涯継続する事が出来た人
その職人が「極めて高度な技術を持つ者」ではないか?
「江戸職人の心魂」を噛み締めれば
納得がいく世界