お知らせ
ローストチキン
今年も焼いてみたい
中抜き丸鶏肉が品薄の昨今ではあるが焼かなければ
一年が終わらない
修業時代、暮れの帰省時には
新聞紙に包んだローストチキンが家族への
唯一のお土産であった
ローストチキンは不思議なもの
昔と違い現代は
本来の味とかけ離れた肉質のブロイラーでも
あれ程美味しいものは無い
どの店もスパイスが決めてと言うが
要は塩、黒胡椒、香味野菜だけのシンプルな味付け
決めては
塩と黒胡椒の割合と特に焼く時の「温度と時間」
全てが今風で無い昔の手動「ガスオープンレンジ」による
「職人技」と言う味わいである
コック人生、59回目の今年も
「ローストチキン」を
我が人生暮れの風物詩として焼きたいものだ