お知らせ
現代パスタの味と昔のスパゲッティーの味
昔の軽食、喫茶店の「スパゲッティーナポリタン」は
オニオン、ピーマン、ウインナー等を加え
トマトケチャップにて味付けするのが一般的だが
「スパゲッティーナポリタン」は各店が試行錯誤した
料理だと思う
何故なら半世紀以上存在する料理だから
私などの年代はトマトケチャップも手作りで
各店の味を作り出していたが・・・
私の修業時代に教えを請うた「スパゲッティーナポリタン」は
スパゲッティーを茹でサラダオイルを加え一晩寝かす
使うソースは通称「ガロナポ」
正式には「ガロニ・ナポリタン」だと当時のノートに記帳されている
今思えば「焼きペースト」の部類
各野菜にトマトペーストを加えガスオープンにて
何時間も焼き上げる
途中五分おきに掻き回しながらの手間仕事だったと
記憶する
本日再現した焼きペーストは黒びた茶褐色だが
使う時の為に何故か日本酒で柔らかく練った
「ガロナポ」は紅色の茶褐色という見事な色彩で
野菜からの天然の甘味に微かな酸味を醸し出す。
早速、出来上がった時点で食べた
玉葱、人参、ニンニク、生姜等が溶け込んだトマト味で
何処までも深く、重い味わいの「スパゲッティーナポリタン」
現代のパスタも美味しいが
当時のナポリタンは最高である。
早速、当店にて提供する当時の味わい
半世紀以上前の「スパゲッティーナポリタン」と言う
何処にもあリ、忘れかけた料理「化石料理」を味わって